100%天然成分のシャンプーってあるの?

良いシャンプーを使いたい!!

誰もがそう思ってシャンプー選びをするのですが、では、どうしたらよいシャンプーを見つけられるのでしょうか?

今では大半の人がネットで情報を集めますよね?

口コミサイト、売れ筋シャンプートップ10、シャンプー成分解析サイトなどなど・・・

例えば、「アミノ酸系シャンプー」とGoogleで検索してみると

 

google検索 1800×

検索上位に来るのは、「おすすめ」「ランキング」といったものが上位を占めています。

 

 

 

化粧品原料(シャンプーなどは化粧品部類に入ります)として、現在使用されている成分は全て化学成分名となっており、化粧品原料基準をクリアーして認可された原料のみを使用することができます。

5年ほど前より、薬事法改正により、使用されている全成分の表示名は全て化学成分名となっております。

<例: 塩=塩化ナトリウム(Nacl)>

 

天然成分と化粧品業界で一般的に言われている成分は天然素材原料により抽出、精製加工された原料のことで、原料として保存、商品加工しやすいように手を加えられたものしか化粧品原料として認可されておりません

シャンプー剤などは精製加工しなければ商品(シャンプー)になりません。絶対に加工が必要となります。

 

食品のジュース類で例えますと、生の果実から絞った絞りたてのジュースは天然100%ジュースですが、店頭で販売されている果汁100%のジュースは濃縮果汁還元と表示すれば天然100%ジュースとして販売されております。精製加工されて安全性、保存性が可能でなければ店頭で並ぶような商品としては認可されないからです。(安全生産性が可能なものが認可される商品)

化粧品原料も同じく天然素材が加工されて、安全に使いやすくなった原料が化粧品原料として化学成分名が表示されております

 

また、現在のユーザーの誤った傾向として、化学成分と指定成分が同義語に認知されているのが通例のようです。

指定成分とは人体にアレルギー反応の認証例があった成分をリストアップして表示義務付けられた成分のことで人体に刺激性生じる成分ですが、合成化学成分に多く区分けされるので、指定成分ができるだけ少ない商品が良いとの通例が確立されたのだと思います。

化粧品業界にて無添加=天然成分商品としてのイメージ戦略化されてきた部分が大きいのですが、改正前の薬事法に基付いた指定成分表示義務が境界線として指定成分未使用商品が限りなく無添加商品としてユーザーに認知されたイメージが強くなったのだと思います。

 

 

このように、PURE95のジンクピリチオンは抗菌剤として天然素材が精製加工されて、安全性、保存性が維持できるように原料成分のキャリーオーバー成分(精製加工された原料を維持するための保存剤。)として使用されておりますので、原料成分そのものではありません。

PURE95商品ではこのように、キャリーオーバー成分として、極々微量ですが精製加工成分にふくまれております。

 

ジンクピリチオンは厚生省より認可されている抗菌剤としては、化粧品原料として安全性が高いので、他社の製品では配合比率を多くして、フケ、かゆみ防止用のシャンプー剤として商品化されているものもあります。

一時期、ジンクピリチオンは発ガン性のある成分ということで騒がれたことがありますが、規定の範囲を超えて大量に使用すればということと思われます。

それは、厚生省より認可されている成分全てに当てはまることとなります。規定の範囲を超えて大量に使用すれば、何かしらの支障はおこるものです。

(簡単に言うと、身体に絶対不可欠な塩分でも大量に摂取すれば高血圧になりやすい。乳製品を多く摂り続けると乳ガンになりやすいなど。)

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